何年も続いている中央駅の改修が大分進んでいたり
トラムに乗るためのカードが導入されていたり
いろいろな変化があった
その中でうれしかったのが、長年仮設の会場で展示していた市立近代美
術館がオープンしていたこと。
国立美術館と同じでまだ改装というか新築というかの作業は続いている
ので
一部のオープンではあるが、それでもすでに素晴らしい美術館だった。
ミュージアムショップでホックニーの新作展に合わせて出版された画集
が目に止まった
2006年かr亜2008年にかけての作品で(2008年が主)
おなし場所を定点観測的に季節ごとに描いた連作が中心
木のモチーフが多くて、今の自分の気分にピッタリだったので
かなり重さがあるので迷ったが購入。その他の本といっしょに郵便で日
本に送った
帰宅してから一週間後ぐらいに我が家に届いたが、やはり買ってよかったと思った!
大きなキャンバス6枚組の作品をモネのように
風景の前に立てて描いている写真をみてびっくり。きっとかなりなス
ピードで描くのだろう
デッサンも載っているが、一切迷いのない小気味よさ
以前どこかの洋書店で、ホックニーが愛犬を描いたDog Daysと
いう画集見つけて
感動して買ったこともある私は、結局ホックニーが好きなのだろう。
コラージュその他、様々な技法を駆使して来たホックニーであるが
基本は具象画家。
歳を重ねるほど、回りくどい見せ方は影をひそめて
感動を直接画面に描くようになって来ていると思う
今回の風景はさらにストレートに具象絵画である
もちろんそれはホックニーのデッサンを通しての具象である
ところで、帰国した翌週からガレリアでコスチュームモデルの
デッサン教室が始まった
私と長野在住画家の中山徳幸さんが
参加者と一緒に描いて
最後にちょっとだけ講評会をやるという
リラックスした二時間
昨日は二日目だったが
大学以来の人物デッサンはとても楽しい
教室を開催してくれた石川さんその他関係者に感謝だ
写真の上に顔が2点おいてあるがそれは
教室の時間内で描いたもの。