2009年8月28日金曜日

相変わらず絵って不思議だとおもう

あと何十時間後にはこの景色を窓から眺める事になるのだ
今回で4度めのアムステルダム
滞在時はいつも同じお部屋をお借りしている。
この景色ももう自分の一部になってしまった

借りている部屋なのに、滞在しているともはや自分の家のように錯覚し
てしまう始末
本当におめでたいというかズーズーしいというか、、、

話は変わって今描いている自分の絵
こういう絵を描くとは思わなかった。

というかいつもそう。

絵はいつも自分の意識とずれた所で出来上がって行く。
そのずれ具合が現在の自分を告げている。

アクエリアスの案内状の為に描いた絵と
今描いている絵は随分ちがうので我ながらびっくりだ

もちろん小山の花の絵という範囲だから他人がみたらべつに驚くような
違いはないと思う

でも自分はびっくり!

なぜかといえば、描き始めた時にこういう絵にするつもりは全然なかっ
たにもかかわらず
どんどん絵にひきずられて随分違った方向にいってしまった絵に合わせ
て描いている自分がいるからだ

絵に引きずられるというのは、描いているうちに画面に反応して意識が
どんどん変化してしまうという事

そして出来上がって行く絵は結果的に今の自分の写し絵になっているわ
けで、、、

何枚描いても絵って不思議だと思い
絵を描く事って本当に不思議な行為だと思う

それにしても明日の朝までに仕上がるのかな〜

何枚かいても、手がおいつかないもどかしさは小さくならない

ほんのちょっとした事が出来ない
そのちょっとした事が自分にとってはすごく重要な事なのだ
でも見る人にとってはたいした差じゃないのよね

それもわかっているけど、そういう次元に焦点当てて描いてるわけじゃ
ないからね

制作って相対評価じゃなくて絶対評価だから