2009年3月30日月曜日

ルーブルのカバの背中にぽかぽか日差しの休日

作品を送り出した今日は本当に久々に晴れやかな気持ち

ガレリアでのNAGANO-ARTの展示にかんしての打ち合わせも上條さんと
してあるし
横須賀の案内状をいれる封筒はもう印刷が済んだし
今日も案内状関連の仕事は進めている

NAGANO-ART展の案内も一緒にいれて2日には投函したいと思っている。


アトリエには昨夕さっそく真っ白いキャンバスをセット

当面の展覧会予定はなくなったので、展覧会の締め切りに束縛されない
制作にチャレンジ

デッサンと水彩画と、、描きたいものはいろいろあるのだ

でも、今日は本当に久しぶりに心の休日を味わっている

とてもよいお天気なので強い日差しで机の上の案内状関係の上に強い明
暗ができた
右にある青い点は、30代後半ではじめて行ったルーブルで買い求めた
古代エジプトのカバのレプリカ
大変お気に入りの一品

2009年3月29日日曜日

作品を送り出す

500号朝方とうとう完成

10時から増尾さんに撮影してもらい
1時前には横須賀美術館の富田さんがトラックに乗って登場!
作品は裏表の状態を確認されながら梱包してもらいトラックに積み込ま
れました。。
ほっとしました。

撮影前の準備から来てもらっていた上條さんにホームページの更新と
案内チラシをいれる封筒に宛名印刷もしてもらいました。
それ以上の作業は私が限界なので今日はストップ

ほとんど寝ていないので頭がぼわーんとしてます

今回の大作は今までにないフォルムに挑戦したので
予想以上に難航しましたが
これからもどんどんチャレンジしていきます
もっと多くのビジョンを絵にしていきたい
そのためにはデッサンです。いつもの事ですが今回も痛感しました。

という事で今日は休みます〜

水辺にも春が

夕方かなり久しぶりに我が家の裏にある犀川の岸辺に降りてみた。
私が来たので対岸付近でのんびり(のように見えるだけかも、、、
水をけっていたカモの集団がギョエ〜みたいな声をあげて
飛び立って行った。邪魔してごめんよ!

対岸にもこちら側にも緑色があちこちに出現している

春が来てるね

ここを歩くとチョッチの事を思い出す
チョッチがまだ子供だった頃はこの岸辺も綺麗だった

その後オリンピック道路関連の工事で新しい橋がかかり
水辺は見る影もない有様になり
その後の何度かの集中豪雨後でさらに汚くなってしまった。
土手はアレチウリにかなり席巻されこれまた汚くなってしまった
岸辺は汚くなってたとはいえやっぱり豊な水量の川は美しい

もう12時を回って29日になってしまった
もう少しで完成すると思う。

こういう絵になるとは思わなかった、、、

それにしても手探りの制作だった
ようやく今日になって着地点が見えたという感じだった

もうひと頑張り 

頑張れ自分!

2009年3月27日金曜日

雪が刻む時間

昨日も今日も断続的に粉雪が舞っている
夕方になって雪の勢いが増して来た
風がつよくなりふわふわ舞い降りていた雪が
横殴りの強い勢いで流れるようになっている
今夜は冷え込むのかもしれない

今年はこのような軽やかな粉雪が舞う日がほとんどなくて
重いぼたぼたした雪がふってはすぐ消えるという情けない感じの雪の日
が多く
そういった日すらまれで、ほとんど雪が積もった記憶がないという珍し
い冬だった。

先日は四月下旬の暖かさだったので、もう雪にお目にかかる事はないか
と思ったが
二日続けて舞い落ちる粉雪を眺める事ができて幸せな気分である

雪は音もなく舞い落ちる、そればかりか周囲の音をかき消してしまう。
この静けさがとても好きだ。
そして雪の日の窓辺は独特の陰影をつくりだす
こういうひと時を味わう事のできる日が年に数日はある
至福の一日と言えるだろう。

神頼み

昨日起きてみたら結構空間が出来ていたので
さらに頑張るぞーと思い
少々雑用の為に外出して帰宅したら、予定外の用事でまた外出する事に
さらに予定外に時間がかかって帰宅したら予想外に体調がダウン

結局夕食後すぐにベッドで仮眠して、それから描こうと思ったが
いざアトリエに戻ると体の芯から具合わるい警報がでていて
寝てしまった

寝る前に一つの方向が見えたので良かった
闇雲に描かないでクールダウンする必要があったのかも

今日中に仕上げたかったけど、昨日の休業で結局今回も神頼みのギリギリペース
になりそう

2009年3月25日水曜日

桜が咲く頃には

500号制作中

なんだか荒馬みたいな画面
あっちもこっちもはねまくっている

最終的にどういう波動で調和するのかまだまだはっきりしていないが
いろいろな部分がふわふわした質感になってきたので空気は流れて画面
が呼吸し始めて来た

右上の部分にとても美しい偶然できた空間があって
そこを残すつもりで進めてきたが
ここまで描きこんでくると、どうもその部分がネックになっているのを
否定できない状態になってきて、昨夜からどうしようか迷っていたが
とうとうつぶしてしまった

最近は積極的にボリューム的なイリュージョンを構築しようと思ってい
るので偶然をすくいあげて、イメージと共振させる画面を創って行くことよりも
むしろ自分の中にあるイメージを優先する事にしている。

比較的わかりやすい絵画的イリュージョンを使って大画面にダイナミッ
クな空間を作り上げる方向で進めている
ある意味単純なダイナミズムになってしまうかもしれないという心配が
あり躊躇していた部分もあったのだが

(単純なダイナミズムとは、何でも大きくすればある種のダイナミズム
がでるわけだからそういう意味で稚拙なでかい絵にはしたくないのです)

今回は花びらがかなりはっきり認識できるようなフオルムで構成するこ
とにした。
いずれ蓮の花を描きたいとおもっているので通過しなければならないプロセスだとおもう。

蓮の花と同時に菊の花も一つのテーマとしてずーっと前から頭の隅にお
いてある。いつ実現するだろう。百号ぐらいで今年こそ描いてみようかな。

それはそれとして今年は5月ぐらいから集中的にバラを描くつもり

先ほどテレビのニュースで東京で咲く桜の映像をみた

写真の始弘画廊の脇にある桜も今は満開にちかいのだろうか。


長野の桜が咲く頃には少し余裕のある気持ちでいられると思う

制作中

500号やってます

正解のないなぞなぞを解いているような感覚

初めての空間にチャレンジしている時はいつもそう

昨日正解があの辺にありそうだという確信がもてたので
新作を出品しますと横須賀美術館の富田さんに連絡した。

石川さんのオッケーがでたので、胎動は4月9日から
ガレリア表参道で開催されるN-ART展に展示する事にした。

メールが送信出来なくなってしまったので
またまた上條さんに来てもらい
(なおしてもらいました、、)
新作の出荷準備とガレリア展示に関する打ち合わせもした。
ついでに横須賀美術館の花展のチラシをいれる封筒の宛名面レイアウト
もしてもらった。

3年前に友人のデザイナー齋藤視倭子さんにデザインしてもらった
ロゴがあるので、それを使って作ってもらった

とてもいい感じになったのだけれど、
使用する封筒が一番安い茶封筒なので、〒番号を書く為に赤い四角が印
刷されているため
ちょっと残念なのだが、今回も700通ぐらい送付する予定なので
封筒代は抑えるしかない、いろいろ理想はあっても妥協するところは妥
協していかないと
継続できないこの仕事なのである。

もちろん作品は妥協しませんよ
頑張ります


写真は始弘画廊
外のアイビーが逆光で美しく見飽きる事がなかったです
画廊の目印になっている樹齢60年以上という桜の大木はもう開花して
いるのだろうな。

ちなみに画廊は半地下にあるので中からは桜はみえません
外にでて見上げると大きな桜の木が枝を広げています。

2009年3月23日月曜日

個展無事終了御礼

始弘での個展は無事終了
ご来場いただいた皆様、そして会場にお便りやお電話を下さった皆様どうもありがとうございました。
展示した大作2点は4月11日から開催される花展に出品するので、画廊から直接横須賀美術館に搬送した。

スカイドア以来10数年ぶりの青山での個展で感慨深いものがあった。
オーナーの平山さんからは戦後の青山の変化に関して興味深いお話を御聴きしたりとても楽しく会期を過ごす事が出来た

用事があり会期中の数日を長野に戻ってしまい
私が会場に居ない間に、あーーーお目にかかりたかった!!!というお客様がたくさんご来場されていてとても残念

帰宅後またあくせくしていたが
カタログ掲載締め切りに間にあわなかった500号が
出品可能という連絡があり、今週一杯で仕上げようと
またまたテンションが上がっている。

もうほほ一年以上テンションが上がりっ放しで身が持たない感じもあるが
東京から戻って来た荷物の整理もできて、今日の夕方作品とようやく冷静に
向かい合ってみて、方向性での迷いが吹っ切れたので
あと一週間バク進スイッチをオンにして突っ走る覚悟を決めた。

ところで、帰宅してようやく落ち着いたのでいつも通り写真貼付で
ダイアリーアップしようと思ったら、うまく行かないのはなぜ〜


2009年3月17日火曜日

VOCA展

上野の森美術館でVOCA展を見てカフェでコーヒー飲んでいる。

長野で用事を足してまた昨夕東京に来たが、
長野に帰ったらものすごい疲労が押し寄せてちょっと危機かも状態に!

でもどうにか持ちこたえた。これから始弘画廊に向かいう。

今年のVOCA大賞は先日佐藤美術館で個展をみた三瀬氏だが、
広い空間で見ると、先日感じた魅力の半分も感じられず、
絵画のいろいろを考えさせられた。
先日佐藤美術館で個展を見ておいて良かった。

東京は春の日差しが眩しい。

この時期の東京にいると高校を卒業して親元を離れ初めて上京した時の気持ちを思い出す。

18才の私が今や54才。

人生なんてあっという間だ。しっかり生きなくちゃもったいない。

2009年3月13日金曜日

帰宅中

仕事があるので一度長野に戻りました。

始弘画廊での初めての個展ですが
20年ぶりの再会があったり
今回も個展の醍醐味を味わってます。

今までで一番鮮やかな絵に感じられるといううれしい言葉もいただきま
した。

150号の『月は射そそぐ』という作品の評判がよくてホッとしていま
す。
これは久々に描いたおもいっきり青い絵なのですが
仕上げの詰めで大変苦労したので、展示するまでとても心配だったのです

ギャラリーではアトリエより数段良い絵に感じられ、展示直後に胸をな
で下ろしました
会期が始まりお客様の評判も良いので

悩んで乗り越えた絵には不思議な魅力が宿る、、、、、の法則を今回も
確認しました。


関係ないけどチョッチはかわいい〜

2009年3月9日月曜日

個展初日

とうとう個展初日となりました。

150号130号20号10号各1点 その他小品8点 という構成です。

シンプルな空間にすっきりした展示ができました。

ガラス越しにみえるアイビーの深いグリーンが目に潤いを与えてくれますので、
ギャラリー内にいても清々しい気分です。

大変賑やかな通り沿いですが、半地下にあるのでギャラリーは静かです。

それやこれや大変新鮮な感じです。

青山は素敵なお店がたくさんあるのでふらふら歩いていても楽しいですね。

皆様どうぞご覧ください。

2009年3月7日土曜日

上京

今新幹線車中。軽井沢通過しました。明日個展の展示です。朝からバタバタしてました。風は冷たいけど、春ですね〜

張り切って臨んだ横須賀美術館に展示するつもりの500号は締め切りに間に合わせることができず、断念。こうなったらあと1ヶ月ぐらいかけてじっくり描きます。
軽井沢を過ぎるとトンネルがたくさんあり圏外区間が続きます。そうこうしているうちにもう高崎です。あたりはすっかり暗くなりました。軽井沢で若い男女のグループが乗り込んできて、静かだった車内が良い感じににぎわってます。

2009年3月4日水曜日

今年の冬は

こんな雪景色には一度もおめにかかれないままに
今年の冬は終わるんだろう

雪の日

午後から雪が舞う寒くて静かな一日だった

間にあうのか間にあわないのか、、、
今まで描いた事のないフオルムの大作にチャレンジ中

2009年3月2日月曜日

消えました

夕方始弘画廊に展示する作品を送り出した。
今日は昨日から一転大変寒い風が吹いた

念のため確認したらなぜかもれていた数名の方への案内ハガキを出しに
6時頃郵便局に行った。

車中で暮れて行く空と山と星とが大変美しくて感動!

すでに春の気配も微妙にはいりつつ冬独特の透明な夕暮れの濃いブルー
なんて美しいのだろうか


生まれて来てよかったと思う瞬間だ。


作品をおくりだしたので気持ちが少しシンプルになった


ところで、今日の画像の作品はどうしても気に入らなくて
昨夜上からかなり強めの色をかけてしまって、今はまったく違う絵に
なっている。

つまりもう消えてしまった絵。

頑張ってここまで描いたのだが、なにかが違ったらしい。
というか描ききる力がまだ私にないというべきかもしれない。

いつもながら絵は難しくわたしは非力な画家だと痛感。

2009年3月1日日曜日

ぎりぎりな日は続く

始弘画廊個展の案内状の残りを出した

横須賀美術館に出品する作品の撮影をお願いしていたのだが
朝起きてみたら全然気に入らなくて(寝る時にそんな予感はしたのだっ
た、、)
カメラマンの増尾さんにドタキャンで申し訳ないがと延期お願いの電話
をする
快くスケジュールの変更を承諾して下さりありがたし!

夕方からはまたしても上條サンの応援をあおいで
作品の梱包と、出品リスト及びキャプションを制作してもらい
さらに小さなポスター二枚も制作
これで明日の夕方タカハシの集荷トラックにすべてを渡してしまうと
後は8日に会場展示するだけ。

それにしても制作が難航している
なぜだろう
これが今の私なんだろうな
形と色とタッチがうまく結びつかない
うーん、核が動いて回りがぎくしゃくしているのか、。、

チョッチが居なくなってすでに一年
この家に犬の時間が消えて1年あまりが過ぎた

今日はチョッチがいるあの空気がとても恋しい私だ

やっぱり今年の秋にはワン子を迎えようかな〜

ぎりぎり

ようやく今日の夜400通あまりの案内はがきを出す事が出来た
今コメント書きが終了したので明日300通弱だして終了。
あと10通ぐらい追加が必要だとおもうけど。それは明日またやる事に
する
それにしてもここまで遅くなったのは初めてかも。

2月になってどどっと疲れがでたのかエネルギーダウン
様々な事がおくれにおくれてしまった。

注文した額が今日で出来上がってきたのでこれで始弘画廊の
展示に関しては梱包して送り出すだけになった

あとは横須賀に展示する作品のカタログの為の撮影が急務
500号がまだ完成していない。
ひえ〜頑張らなくては!!!

アトリエの壁のちょっと高い所にかけてある為歪んだ画像は
昨年末の三人展に出品したアクリルドローイングシリーズの中の一点
そのシリーズは今までにない作品という事で、御覧になった方が驚いておられたが

その中でもこの作品は異色でアムステルダムで描いた様々なデッサンを元にして制作した
お気に入りの作品

お気に入りではあるけれど、他の作品との親和性がどうなのかと思うと
もう展示する事はないかも
こういう唐突な作風の作品がぽこっと出てくるのが
私の特徴といえば特徴かもしれない、
描きたいから描いてしまう
というか発表しないドローイングの中にはいろいろあるから
そんなに唐突にぽこっということでもないか

でもお気に入りだから一応始弘にも送るだけ送ってみようかな
展示したら以外といいかもだし
展示の現場でないと判断出来ない事は結構多い

特に初めての場所はやっぱり展示してみないとわからない
なので、いつも多めに作品を用意しておく

それやこれや始弘の準備はほぼ終了したわけだから、とにかく制作制作