2009年6月30日火曜日

旅のリスク

精神的にはたっぷり充電できたけど、旅の後半になるほど顔の手入れがドンドンずさんになり、今朝はかなり悲惨な状態に…。若い頃は旅に持参する化粧品の類いもほとんどなく身軽さを誇った私も今やコスメ類を多数持ち歩く立派なオバサマに成長(!?)でもなんとなく熟睡できなかったり、付け方がいい加減になったりで紫外線の強い今の季節なんかダメージがいよいよ激しくなってきた。そういう事を気にしないで生きていく方向もあるけど、私は当面やっぱり悪あがきする方向。

旅は終わり

名古屋のスターバックスでコーヒー飲んでます。一時発の特急で長野に戻ります。約10日間の旅行はこれで終了。とても不思議で贅沢な時間でした。多分かなり充電したと思います。帰宅したらどんな絵が出てくるのか楽しみかも。

2009年6月28日日曜日

再会

広島に半日滞在。今名古屋に向かうところ。岡山通過です。広島では尊敬する人生の大先輩に約10年ぶりで再会しました。とてもお元気そうで私の絵を大切に壁に掛けて下さっていて嬉しかったです。今回の旅では様々な人と交流してます。

2009年6月27日土曜日

旅旅

昼は京都、いま大阪でお好み焼き

2009年6月25日木曜日

東京の夕日

こんな夕日は長野では絶対見れません

2009年6月24日水曜日

シャクヤク

三岸好太郎美術館のカフェに素晴らしいシャクヤクがあったので、カフェの女性に写真を撮らせて下さいとお願いして、ご近所のオジサンが持って来てくれたとのいきさつなど軽いおしゃべりをした。札幌では道路脇にニセアカシアの花びらが落ちて積もっていた。まだ花が咲いている木もある。季節の進み方が違うのだ。どうでも良いが、先ほど送信した文章を読み直したら、やたらと…に違いないというフレーズを繰り返している。今の私の気分を投影しているに違いない。

三岸好太郎美術館

札幌には何度も来たが、いつも厳寒期だった。それはそれでなかなかに良い旅だったが、初めてとなる爽やかな緑の季節はやはり良い。というより最高だ。食べ物は美味しいし出来れば夏だけ数ヵ月札幌に滞在して制作したい。高いビルの向こうの抜けるような青空に大きな白い雲が流れていく様子を見ていたらロッテルダムを思い出した。大都会なのに人が少ないのもヨーロッパみたいだ。都市部を離れてみる景色もヨーロッパ的なところが多い。何しろ光の色が違う。三岸好太郎美術館を訪れるのは三度目。緑に囲まれた公園の一角にあった事にも初めて気が付いた。いつも寒くて雪が溶けたぐちゃぐちゃした道を歩いて来たし、木々は葉を落とし芝生は雪に覆われていたのだ。三岸美術館に最初に訪れた時の驚きは忘れられない。日本人離れした色彩感覚とセンスの良さ。絵の具の扱いのテクニックを越えた生理的レベルでの巧みさ。そしてその時初めてみた冬の北海道の夕暮れの光が三岸のピンクと水色にシンクロした時に良い絵は何に繋がっているのかという事を改めて教えられた。三岸は多分人並み外れた自意識の強さ、自己顕示欲の強さを持っていたに違いない。しかし彼の絵にはエゴ
イズムの片鱗もなく、どの絵にも静かな祈りの清らかさが宿っている。彼は描いている間だけは空っぽの受け皿になっていたに違いない。 良い絵とは皆そういう回路を通してこの世界に出現する。どんなに努力しても受け皿にはなれない。だから世間ではそれを才能と言うのだ。いつでも自然に空っぽになれるのは天才。どうしたら空っぽに成れるのかよく分からなくてジタバタする才能ある画家は女や酒に溺れて早死にしたりする。僅かなりともエネルギーを受信した経験のある画家ならだれしもジタバタするものだ。空っぽになり受け皿になる事は簡単に自己コントロール出来ない。そして二度とエネルギーが降りて来ないのではないかという恐怖との戦いが始まる。いずれにしても絵と付き合っていく人生は大変な事に違いない。

2009年6月23日火曜日

札幌

札幌に来てます。今朝は快晴。しばし充電します。

2009年6月20日土曜日

横浜日本大通りZAIM

昼前長野をたち、今村田真さんの個展を見てきました。で併設されてるカフェで白ワインを注文。木陰の席でしばし読書です、近くのギャラリーパリでは過日友人の福西数見さんが出品したグループ展の時に来たのでこの界隈に来るのは二度目。とてもいい感じ。この辺で個展したいな〜とその時も思ったのでした。

2009年6月19日金曜日

ゆっくり進む

ポジ整理もかなり進んだ、

なにごとも一気呵成に方付けてしまいたい性分なのだが
今は毎日少しだけ進めて行くという仕事の仕方をしようと思っている。
時間の進め方をチューニング中なのだ。


私がそんな事を考えながら過ごしているうちに季節はどんどん先に進ん
で行く。

昨日はアッシュアールスタッフの阿久津サンと二人で
古くからおつきあいいただいているお客様のご自宅に初めてお邪魔した。
かれこれ20年近くのおつきあいかもしれない。
個展の度にと言ってよい程何点も作品をお買い上げいただいている。
15年ちかく前に描いた自作に対面、なかなか良い絵だった。
初めてオランダに行った時に描いた風景もあった。これも良い絵だった
(自分で自作をほめるのも変だが、自作といえども過去の作品はある意味
他人の作品のように見えるものなんです)

すべての絵は今やもう描けないものばかり。

今この時に描けるものしか描けないのが絵というもの。
だから今描いておかなければならない物が必ずあるのだ。

制作というのは、常に過去の自分との戦いといえなくもない。

どのように生きているか、生きて行くのか、、すべてが画面上では試さ
れている。

2009年6月16日火曜日

夕焼け

予想を上回る土砂降りだったが
雨上がりの夕方には厚い雲におおわれた空が不思議な光りを放ち始め
窓の外が黄色い光につつまれだしたので、思わず外にでて写真をとって
みたが
全体が不思議な色合いになっているので写真ではキャッチするのがむず
かく
あきらめて部屋に入ってメール等しているうちに

7時くらいになると夕焼け色がアトリエに差込んで来た
夕立の後にたまにあるこの不思議な光りの時間
アトリエの外は豊な水蒸気につつまれて、生命を育む気配にあふれてい
る。

雷鳴

午前中は快晴

昼過ぎ雷がなり始め、いまにも雨が降り出しそう
4×5サイズのポジ整理はかなり進んだのだが、それより小さいサイズは
整理のためのファイルを発注しなければなので、ある程度の枚数を計算
しなければ

これから宅急便を出しに行ってきます

土砂降りにならないでほし〜

2009年6月15日月曜日

作品写真ポジ整理スタート

長年に渡り懸案事項だった作品写真ポジの整理を昨日からスタートさせた
自分の予想よりかなりな量があってびっくり、

同じ作品写真があちこちの袋にバラバラに保管してあったりして
作業中にだんだんイライラしてくる、

作品ポジは案内状やら図録やらに使用するため
印刷所に出したり、展覧会の企画サイドに貸し出したりする。
返却されたとき、元の場所におさめればいいのだか
忙しさにまぎれてそのままにしてしまうので
今の状態になったのだ、自業自得でござんす!
しっかり整理できてしまうと、貸し出しの時に探すのも容易になるし
返却後に元の場所にもどすのも簡単になる。
不用意にポジをなくすリスクもなくなるというものだ。

これが終わったらさらなるアトリエの整理に邁進するつもり
現在貴重な余裕のある時間をいただいているので
長年にわたり一応そのまま、、という事になっている場所から
不要品を追い出して、風通しよい場所にするのだ。

制作に今ひとつ集中できないのは、やらなくては行けない
そういう細かい作業が頭の中にあって気が散るせいだとわかった

だからこの際全部クリアーする事にした。

忙しいときには悲惨な作業だけれど、今のスケジュールなら
読書しながら楽しくやります。
いつのまにか整理整頓は結構好きな人間に変わってました。

整理した後の空気が浄化された感じが癖になったのです。

2009年6月14日日曜日

市民講座終了してかなりほっとしました

木曜日に小布施のお宅にあるお庭からいただいて来たバラの花
それはそれは美しい大きな二つのブーケに仕立てていただきました。


数日たち一部のバラの花びらがハラハラと散り始めたので、いくつもの
花瓶に小分けにしました。


写真はその一部ですが、写っている三つの花瓶はオランダから買って来 たもの

三回のオランダ滞在で買って来て日常的に大活躍している物は花瓶と
コーヒーカップ
あちらでも、毎日使っていたものです。


花瓶はとても安くて素敵なものが沢山あるのですが
いくら安くてもガラスだし大きくて持って帰れないものがたくさんあっ
て残念なんですよ


ところで12日の市民講座はどうにか無事終了してほっとしました。


画像を写しながらお話するというのは初めての体験で、USBメモ リに
オランダの写真や最近の展覧会の写真を入れて(これすら初めて、、と ほほ)


マックじゃないパソコンで操作して画面に映し出すなんで出来るの か、、、


そういった講演は昔から何度も見聞きしているのに、自分がやるとなると
画像を写しながらと思うと時間配分も全然想像できなくて、
内容もギャラリートークと違って作品の事主体ではなくて、旅が主体の
テーマだし、、、


会場に行ってしばし長野県短大の平林先生に教えていただき、どうにか
操作も出来るようになって
(一時は平林先生と二人バオリ状態でやるしかないかもというかんじ だったんですが)
始まったら、あっという間に終わってしましました。


いつもながらいくらでもおしゃべりする自分にびっくり。
私のおしゃべりと統一性のない画像に皆様ニコニコおつきあいいただき
ひたすら感謝です。


終わってみれば良い経験をさせていただきありがたいな〜って感じです。

なんでもチャレンジしてみるべきだと今回も思いました。


私の話の前後で平林先生が私の作品にたいする素敵なコメントをしてく
ださりとてもうれしかったです。

2009年6月12日金曜日

ミネラル豆乳ジュース

体調管理のため、そしてダイエットの為にミネラル豆乳ジュースを毎朝
飲む事にした
先日ジューサーを買って来てアトリエに据え付け毎日飲んでいる。
ミネラル豆乳ジュースとは野菜や果物のなまジュースと豆乳をブレンド
したもの
これが見た目と違ってとても美味しいし、飲んでいると体調がいい感じ!
ジューサー代を投資した甲斐があった。
アトリエの片隅にはこのよう果物と野菜が常に籠盛り状態(サクランボ
は描くモチーフ)

親しい人にその効能を宣伝しまくっている。現在ミネラル豆乳ジュース
の布教者状態かも

今日はこれから市民講座でオランダの旅のお話をする
ギャラリートークではないのにアカデミックなお話が出来ないので聴衆
の皆様にヒンシュクを買うのでないかと、、結構ナーバスかも
(ついつい考えなしに引き受けてしまう私、、後悔先に立たず)
でも頑張って来るしかない。

2009年6月8日月曜日

バラが山盛り

先週久しぶりに小布施へパステル画の個人レッスンに行った。

お庭では80種類ものバラが爆発してました。
今年は例年より気温上昇がはやくバラも二週間ぐらいはやく一気に満開
に!!!

そのほんのほんの一部だけを切って来てこのように卓上でモチーフにし
ましたが
なんと綺麗な事でしょう!!!!!

急なスケジュール変更等があり今年はこちらでバラのスケッチし放題は
できませんが
来年以後もバラの季節はやってくるので、そのプランは楽しみにとって
おきましょう等とお話しながら
バラのジュースをいただいたりケーキをいただいたり。

そして良い絵もできました。

今回も楽しいレッスンとなりました。

2009年6月2日火曜日

二度とない

横須賀美術館の展示会場はもうこの世のどこにも存在していない
出品作品は私がこの世から消えても残る可能性はある

しかし横須賀美術館で作られた空間はもう二度と体験する事はできない
のだ

ここ一年間、かなり大規模な展示が続いたことで、その事実を改めて認
識させられた

同じ作品でも、展示空間や隣り合わせる作品で見え方が全然違ってくる。

絵は生きている。
展覧会場は長丁場のコンサートみたいなものなのだ
その場で体感しないと伝わらない。
その空間は展覧会が終わると消えてしまう
写真ではほんの一部しか記録できない

どんなに優秀な技術を使ってもコンサートの記録は
その場に出現した表現のほんの一部分しか録音できないのとおなじように

木陰

父が山からとってきて庭に植えたホウの木(漢字がわからず、、、
16年経ってかなり成長し青々した大きな葉をひろげアトリエの窓に
木陰を作ってくれます

この木をバックにスナップ写真を撮るとどこかの植物園で撮影したような
不思議なフンイキをつくります
すでにとても良い木霊がやどっているような気配が、、、

庭には現在20種類を超える花が咲いてます
それれは花の好きな母が植えたもの
ここのところ気温が上昇しそれぞれが旺盛に成長しているので
庭はすでに薮状態に突入しつつありますが、、、、