2009年6月30日火曜日
旅のリスク
旅は終わり
2009年6月28日日曜日
再会
2009年6月27日土曜日
2009年6月25日木曜日
2009年6月24日水曜日
シャクヤク
三岸好太郎美術館
イズムの片鱗もなく、どの絵にも静かな祈りの清らかさが宿っている。彼は描いている間だけは空っぽの受け皿になっていたに違いない。 良い絵とは皆そういう回路を通してこの世界に出現する。どんなに努力しても受け皿にはなれない。だから世間ではそれを才能と言うのだ。いつでも自然に空っぽになれるのは天才。どうしたら空っぽに成れるのかよく分からなくてジタバタする才能ある画家は女や酒に溺れて早死にしたりする。僅かなりともエネルギーを受信した経験のある画家ならだれしもジタバタするものだ。空っぽになり受け皿になる事は簡単に自己コントロール出来ない。そして二度とエネルギーが降りて来ないのではないかという恐怖との戦いが始まる。いずれにしても絵と付き合っていく人生は大変な事に違いない。
2009年6月23日火曜日
2009年6月20日土曜日
横浜日本大通りZAIM
2009年6月19日金曜日
ゆっくり進む
なにごとも一気呵成に方付けてしまいたい性分なのだが
今は毎日少しだけ進めて行くという仕事の仕方をしようと思っている。
時間の進め方をチューニング中なのだ。
私がそんな事を考えながら過ごしているうちに季節はどんどん先に進ん
で行く。
昨日はアッシュアールスタッフの阿久津サンと二人で
古くからおつきあいいただいているお客様のご自宅に初めてお邪魔した。
かれこれ20年近くのおつきあいかもしれない。
個展の度にと言ってよい程何点も作品をお買い上げいただいている。
15年ちかく前に描いた自作に対面、なかなか良い絵だった。
初めてオランダに行った時に描いた風景もあった。これも良い絵だった
(自分で自作をほめるのも変だが、自作といえども過去の作品はある意味
他人の作品のように見えるものなんです)
すべての絵は今やもう描けないものばかり。
今この時に描けるものしか描けないのが絵というもの。
だから今描いておかなければならない物が必ずあるのだ。
制作というのは、常に過去の自分との戦いといえなくもない。
どのように生きているか、生きて行くのか、、すべてが画面上では試さ
れている。
2009年6月16日火曜日
夕焼け
雨上がりの夕方には厚い雲におおわれた空が不思議な光りを放ち始め
窓の外が黄色い光につつまれだしたので、思わず外にでて写真をとって
みたが
全体が不思議な色合いになっているので写真ではキャッチするのがむず
かく
あきらめて部屋に入ってメール等しているうちに
7時くらいになると夕焼け色がアトリエに差込んで来た
夕立の後にたまにあるこの不思議な光りの時間
アトリエの外は豊な水蒸気につつまれて、生命を育む気配にあふれてい
る。
雷鳴
昼過ぎ雷がなり始め、いまにも雨が降り出しそう
4×5サイズのポジ整理はかなり進んだのだが、それより小さいサイズは
整理のためのファイルを発注しなければなので、ある程度の枚数を計算
しなければ
これから宅急便を出しに行ってきます
土砂降りにならないでほし〜
2009年6月15日月曜日
作品写真ポジ整理スタート
自分の予想よりかなりな量があってびっくり、
同じ作品写真があちこちの袋にバラバラに保管してあったりして
作業中にだんだんイライラしてくる、
作品ポジは案内状やら図録やらに使用するため
印刷所に出したり、展覧会の企画サイドに貸し出したりする。
返却されたとき、元の場所におさめればいいのだか
忙しさにまぎれてそのままにしてしまうので
今の状態になったのだ、自業自得でござんす!
しっかり整理できてしまうと、貸し出しの時に探すのも容易になるし
返却後に元の場所にもどすのも簡単になる。
不用意にポジをなくすリスクもなくなるというものだ。
これが終わったらさらなるアトリエの整理に邁進するつもり
現在貴重な余裕のある時間をいただいているので
長年にわたり一応そのまま、、という事になっている場所から
不要品を追い出して、風通しよい場所にするのだ。
制作に今ひとつ集中できないのは、やらなくては行けない
そういう細かい作業が頭の中にあって気が散るせいだとわかった
だからこの際全部クリアーする事にした。
忙しいときには悲惨な作業だけれど、今のスケジュールなら
読書しながら楽しくやります。
いつのまにか整理整頓は結構好きな人間に変わってました。
整理した後の空気が浄化された感じが癖になったのです。
2009年6月14日日曜日
市民講座終了してかなりほっとしました
それはそれは美しい大きな二つのブーケに仕立てていただきました。
数日たち一部のバラの花びらがハラハラと散り始めたので、いくつもの
花瓶に小分けにしました。
写真はその一部ですが、写っている三つの花瓶はオランダから買って来 たもの
三回のオランダ滞在で買って来て日常的に大活躍している物は花瓶と
コーヒーカップ
あちらでも、毎日使っていたものです。
花瓶はとても安くて素敵なものが沢山あるのですが
いくら安くてもガラスだし大きくて持って帰れないものがたくさんあっ
て残念なんですよ
ところで12日の市民講座はどうにか無事終了してほっとしました。
画像を写しながらお話するというのは初めての体験で、USBメモ リに
オランダの写真や最近の展覧会の写真を入れて(これすら初めて、、と ほほ)
マックじゃないパソコンで操作して画面に映し出すなんで出来るの か、、、
そういった講演は昔から何度も見聞きしているのに、自分がやるとなると
画像を写しながらと思うと時間配分も全然想像できなくて、
内容もギャラリートークと違って作品の事主体ではなくて、旅が主体の
テーマだし、、、
会場に行ってしばし長野県短大の平林先生に教えていただき、どうにか
操作も出来るようになって
(一時は平林先生と二人バオリ状態でやるしかないかもというかんじ だったんですが)
始まったら、あっという間に終わってしましました。
いつもながらいくらでもおしゃべりする自分にびっくり。
私のおしゃべりと統一性のない画像に皆様ニコニコおつきあいいただき
ひたすら感謝です。
終わってみれば良い経験をさせていただきありがたいな〜って感じです。
なんでもチャレンジしてみるべきだと今回も思いました。
私の話の前後で平林先生が私の作品にたいする素敵なコメントをしてく
ださりとてもうれしかったです。
2009年6月12日金曜日
ミネラル豆乳ジュース
飲む事にした
先日ジューサーを買って来てアトリエに据え付け毎日飲んでいる。
ミネラル豆乳ジュースとは野菜や果物のなまジュースと豆乳をブレンド
したもの
これが見た目と違ってとても美味しいし、飲んでいると体調がいい感じ!
ジューサー代を投資した甲斐があった。
アトリエの片隅にはこのよう果物と野菜が常に籠盛り状態(サクランボ
は描くモチーフ)
親しい人にその効能を宣伝しまくっている。現在ミネラル豆乳ジュース
の布教者状態かも
今日はこれから市民講座でオランダの旅のお話をする
ギャラリートークではないのにアカデミックなお話が出来ないので聴衆
の皆様にヒンシュクを買うのでないかと、、結構ナーバスかも
(ついつい考えなしに引き受けてしまう私、、後悔先に立たず)
でも頑張って来るしかない。
2009年6月8日月曜日
バラが山盛り
お庭では80種類ものバラが爆発してました。
今年は例年より気温上昇がはやくバラも二週間ぐらいはやく一気に満開
に!!!
そのほんのほんの一部だけを切って来てこのように卓上でモチーフにし
ましたが
なんと綺麗な事でしょう!!!!!
急なスケジュール変更等があり今年はこちらでバラのスケッチし放題は
できませんが
来年以後もバラの季節はやってくるので、そのプランは楽しみにとって
おきましょう等とお話しながら
バラのジュースをいただいたりケーキをいただいたり。
そして良い絵もできました。
今回も楽しいレッスンとなりました。
2009年6月2日火曜日
二度とない
出品作品は私がこの世から消えても残る可能性はある
しかし横須賀美術館で作られた空間はもう二度と体験する事はできない
のだ
ここ一年間、かなり大規模な展示が続いたことで、その事実を改めて認
識させられた
同じ作品でも、展示空間や隣り合わせる作品で見え方が全然違ってくる。
絵は生きている。
展覧会場は長丁場のコンサートみたいなものなのだ
その場で体感しないと伝わらない。
その空間は展覧会が終わると消えてしまう
写真ではほんの一部しか記録できない
どんなに優秀な技術を使ってもコンサートの記録は
その場に出現した表現のほんの一部分しか録音できないのとおなじように
木陰
16年経ってかなり成長し青々した大きな葉をひろげアトリエの窓に
木陰を作ってくれます
この木をバックにスナップ写真を撮るとどこかの植物園で撮影したような
不思議なフンイキをつくります
すでにとても良い木霊がやどっているような気配が、、、
庭には現在20種類を超える花が咲いてます
それれは花の好きな母が植えたもの
ここのところ気温が上昇しそれぞれが旺盛に成長しているので
庭はすでに薮状態に突入しつつありますが、、、、