出品作品は私がこの世から消えても残る可能性はある
しかし横須賀美術館で作られた空間はもう二度と体験する事はできない
のだ
ここ一年間、かなり大規模な展示が続いたことで、その事実を改めて認
識させられた
同じ作品でも、展示空間や隣り合わせる作品で見え方が全然違ってくる。
絵は生きている。
展覧会場は長丁場のコンサートみたいなものなのだ
その場で体感しないと伝わらない。
その空間は展覧会が終わると消えてしまう
写真ではほんの一部しか記録できない
どんなに優秀な技術を使ってもコンサートの記録は
その場に出現した表現のほんの一部分しか録音できないのとおなじように