2010年12月24日金曜日
2010年12月22日水曜日
慌ただしい年末です
年老いた両親への家族サービス旅行でしたから
いつもの一人旅とは全然違うワイキキビーチ中心の観光旅行
それでも、南海の孤島はやっぱり不思議な風物を見せてくれました
なんといっても風が爽やか、まるで夏の高原の朝のよう
そして美しい海と太古の自然を感じさせてくれる
切り立った山々。そしてそこに立ちこめる霧や頻繁に現れる虹。。
そんな旅行からあっと言う間に一ヶ月近くが過ぎてしまい、、、
もう年末じゃないか!!
今年は家族の事で何かと忙しい年でした
そういう年齢になっているという事ですね
来年三月には三度目の青山での個展がありますが
それもそろそろ背中が見えて来る時期になってしまいました。
今年の夏から、生活基盤が大転換していて
まだ制作と新しい生活がうまくかみ合っていないので、ちょっと焦りの
年末でもあります。
その割に現実的にはのんびり庭の草むしりなどして癒されているという
奇妙な生活をしています。
ちょっと庭いじりにも目覚めてしまった今年です
あと10日余、大切に過ごしたいな
2010年11月22日月曜日
アクエリアス2010終了しました
今年最後の企画展アクエリアス2010が終了しました
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
今回で2度目になるアクエリアスというグループ展ですが
今回は展覧会を企画された多摩美教授の中村隆夫さんから投げかけられた
時を想う、、というテーマにそれぞれの作家がどのような切り口で
作品を出してくるか、、、という内容でしたから
普段の制作にさらに負荷のかかる制作になり
展示会場は割と地味な空間になったのですが
作家各人には大きな意味を持つ展覧会になった様な気がします。
少なくとも私には自分の日頃の制作プロセスを見直す契機をいただいて
かなりな産みの苦しみを味わいました。
ところが展示初日のしょっぱなにあり得ないトラブルが発生したりして
結局松永さんと吉田さんの作品のコラボレーションが中止になってし
まった
という残念な出来事もありましたが
不特定多数の皆様に作品を御覧いただく展示の状態について勉強になり
ました
長い間作家活動をしていると、展示にまつわるいろいろな経験がありま
すが
今回また貴重な経験をしたと思います。
メンバーやギャラリーオーナーの石塚さんとも
二年目ということもあり、より信頼もふかまり
いろいろ本質的な会話もさらに出来て
とても充実した時間をいただけました。
会期中に観た赤塚佑二さんのコバヤシ画廊での新作個展にもとても勇気
をもらって
と、、、今回のアクエリアス2010は私にとても多くの収穫をもた
らしてくれました
それらを、これからの制作に活かしていく決意で長野にもどってきたわ
けです。
制作して発表していくというシンプルですがハードな活動が
どれだけ自分を成長させてくれるかということを再認識しました。
来年の2月になれば56才!孫もできて立派なばあさんになった私です
減d内アートシーンで活動している作家としてはいつのまにかベ
テランのくくりに入る年齢になり
これからは、すこしゆるゆる活動していくペースに移行しようかな、、
なんて思っていた昨今でしたが
今回の制作と会期中の体験が
私はまだそんなのんきなことを思っている段階ではない
まだまだアクセル全開で制作に発表にと邁進しなくては行けないんだと
思いました。
今は安定したとろ火だった火元ににガソリンが注入されたような感覚で
す。
作家としてはさらに若々しいエネルギーの炎を燃やして
新作にとりくんで行きたいと思います、
あれもこれも、、、自分の内側にありありとイメージしながら
まだ描き上げていない絵がるいるいとしています。
それを現実のこの世に存在として生み出して
皆さんみ御覧いただくことが私のが使命なんだ(かなり勝手な思い込み
ですが、、、
そんな思いの今です。
ところで、明日から月末まで人生の不思議な成り行きで南の島に行って
きます。
もちろんスケッチしてきます。
2010年11月10日水曜日
もういくつねると…
2010年11月3日水曜日
2010年10月29日金曜日
怖い様な夕焼け
慌てて外にでてみると怖い様な夕焼け空
接近している大型台風が関係しているのだろうか
すんなり行きすぎて面白くないかも、、、なんて思っていた100号
やっぱりプチ暗礁に乗り上げた
2010年10月27日水曜日
すっかり冬の気配
毎日ストーブに灯油を入れる冬の仕事が始まった。
夕方美しい雲をみた。
心が洗われる
日常生活を再構築しているうちに
アクエリアスの会期がどんどん近くなっている
作品はまだまだ峠にもさしかかっていない状態
うれしい事や悩ましい事が織りなす毎日
いろいろあるけど
描きます
2010年9月25日土曜日
2010年9月23日木曜日
アクエリアス2010
一年に一度というペースは結構めまぐるしいもので
あっという間に会期が近くなってしまった。
今回は二度目という事でテーマ性を持った展示になるので
制作にも別な意味での集中が必要になる
楽しみだ
ところで酷暑の日本から訪れたベルリンは寒いくらいで驚いたけれど
(途中でセーター買いました)
今日の長野は朝から雨が降って冷え冷えとした一日だった。
制作の事で頭が一杯になっていたけでど、冷えた空気でベルリンを思い
出した。
写真はペルガモン博物館での一こま
ベルリンでは一番有名な博物館なので観光客が大勢押し寄せる
そういう場合は見たいものだけ見てさっさと退散するというのが私のい
つものパターン
面白い企画展をやっていて、二度目だったけれどやっぱり立寄ってよ
かった
2010年9月12日日曜日
ただいま!
時差ボケしている暇もなく、ドイツの思い出を味わう事もなく過ごして
いましたが
昨日ようやく娘一家の引っ越しが完了して、モロモロ一段落となりまし
た。
初孫きっちゃん誕生の日以後、赤ちゃんの国の住人になってました。
その上なぜか身内の入院が二度続いたりして
仕事と無縁の家庭内でくるくる働いていましたが
今後は11月のグループ展アクエリアスに向かって一直線です!
写真はレーゲンズブルグのカフェでドイツ名物(?!)
超ビックアイスパフェを注文してご機嫌のわたくし、、、
それにしても孫はかわいいとは度々きくお話ですが
キッちゃんをかわいいと感じる心は今までの私の中には明らかになかっ
た領域
猛暑の中、忙しさに取り紛れて日焼けも気にせずに動き回っていて
気がついたら5歳は老け込んだ私ですけど
新しい愛情の扉が開いたのだから、顔のシミが倍になっても前向き状態
これから自分の作品がどんな変化を見せるのか興味津々です
2010年9月4日土曜日
2010年8月29日日曜日
2010年8月27日金曜日
2010年8月6日金曜日
ワークショップ
これは学芸員の大島浩さんが送信してくれた写真で
私が見本制作をしているところです
午前は中学生以下(小学生から中学生まで幅ひろかったですが、何ら問
題ありまセんでした)
午後は高校生以上(結果大人だけのクラスとなりました)
と二回やりましたが
午前は子供達のエネルギッシュなフンイキがとても楽しく
午後は絵を愛る大人の方々の熱心な取り組みでとても爽やかな時間にな
りました。
ワークショップの合間に担当学芸員の方々やボランティアでサポートし
てくれた
信大の学生さんたちとの語らいもとても楽しかったです。
松本市美術館では様々なワークショップを重ねてきているそうで
参加されている方々と美術館の距離が近いというか親しいというか、、、
地域と美術館がとても良い関係を築いて来ているのだなとわかり、
一人の長野市民としてはある意味うらやましい感じがしました
ワークショップを引き受けると、いつも準備期間にプレシャーを感じて
引き受けた事を後悔するのですが
当日は皆が絵を描く事にとても夢中になって楽しんでくれるので
良かったな〜と思うというのがいつものパターンです。
上手い下手という次元と無関係に、誰にでも絵を描くという時間をわく
わくするものに出来るのだという事を確信していますし、
それを体験する事でもっと絵を好きになってもらいたい
そして、おおらかにアートに向き合う人が増えて欲しいとも思っていま
す。
松本の空にわき上がる積乱雲はまぶしかった
過酷とも言える猛暑の中でも良い思い出が出来きて、とても感謝してい
ます。
2010年8月4日水曜日
2010年8月3日火曜日
散歩
2010年7月17日土曜日
梅雨明け
2010年7月10日土曜日
虹
午後にわか雨が降った直後に東の空に大きな虹がでた
写真を撮ろうと思い庭にでたが
最近我が家の庭は木々が成長し過ぎで空が見えない
そこで走って庭から出て撮影
その後蒸し暑い日が続いているが、今日は朝から晴天で
気温はぐんぐん上昇中
娘夫婦の家の建前が行われている
2×4方式なので、ユニットの箱の様になっている部屋が
ものすごく大きなクレーンで宙吊りになりどんどこ組み立てられて行く
夕方にはすっかり外形ができてしまうらしい
キッちゃんのお家はこの夏の終わりには完成する予定だそうである
2010年7月8日木曜日
シニア大学
旅行と絵画 というテーマでお話をさせていただきました。
作品の話と、主にオランダ滞在時の話題を
たくさんの写真を御覧いただきながら
ラフなトークで展開させていただきました。
2010年7月4日日曜日
2010年6月28日月曜日
2010年6月21日月曜日
蒸し暑い一日
今月にはいり珍しく体調を崩してたのですた
昨日あたりからようやくスッキリしました
個展が終わってからそろそろ一ヶ月がすぎてしまいます
今週中に遅れに遅れているお礼状を出さなくては
2010年6月18日金曜日
2010年6月15日火曜日
薔薇の季節
とても蒸し暑い午後となった
結局夕方雨が降ってようやく涼しい空気が戻って来た
蒸し暑いアトリエでキッちゃんはいつになく泣き止まなくて
娘は四苦八苦だったらしい
私は昼から小布施に一ヶ月ぶりのパステル個人レッスンにでかけた
そのお宅のお庭では見事に様々な薔薇が咲き乱れていた
帰りにその一部をいただく
とても素敵なブーケ
薔薇の季節なので車を走らせているだけでも
あちこちのお宅で見事な薔薇が咲いているのを目にする
夕方は先日の個展で作品をお買い上げいただいた
御客様からもう一点欲しいとのありがたいお申し出があり
6点程持参して、その中の一点を選んでいただいた。
明日も午前中に先日の個展でお買い上げいただいた
作品を納品してくる予定
これでほぼ先日の個展関係のお仕事は終了
後はお礼状を残すのみ
これからますます暑くなるので
キッちゃんの汗疹が心配
アトリエにはエアコンが設置されてないのです
2010年6月13日日曜日
いくつの展覧会を経て、、、
アトリエのパソコンのデスクトップにはランダムに過去の写真が写るよ
うになっている
今は亡き愛犬チョッチがでてきてり
過去の展覧会場の写真がでてきたり
アムステルダムやハノイの写真がでてきたり
まるでタイムマシンに乗っているようだ
それらの写真をみると忘れていた記憶が鮮やかに蘇ってくる
今までに何回の個展をやったのか全くわからない
それほど何回もの個展やグループ展をやってきた
先日のガレリアでの個展ももはや急速に遠ざかる記憶になろうとしている(まだ納品等の仕事は残ってますけど、、、
綱渡りのような20年間の事を思うと
冷や汗がでるような事ばかり
よくここまで漕ぎ着けたもんだ
(もちろん多くの方々のご支援あればこそです、本当にありがとうござ
います)
孫のキッちゃんをだっこしながら考える
これからは多分今までとは違う気持で発表に取り組む事になると思う
制作には今後も全力投球
でも発表にかんしてはゆるりとしたペースになったいくだろう
2010年6月11日金曜日
一時的に
出産直後の娘の部屋になってます
我が家はアトリエ中心に出来ていて、それ以外は最小限の部屋しかない
ので
このような事にしました
壁には初孫誕生をイメージして描いた100号のbirthdayをかけ
ました
個展で頂いたお花も飾りました
マトモな部屋じゃないけど、娘夫婦は気に入ってくれたみたいです
オランダのお部屋に
ようやくちょっと落ち着きました
すると、一昨日の朝八年ぶりにメニエル症候群に見舞われて半日ねてま
した。
おかげでどうにか治りました。焦りましたよ〜〜〜
でもまた再発するのではとちょっとナーバスかも
ていうか、、そんな事はどうでもよくて
先日の個展で発表したパステル画が
今オランダの美しいお部屋にかかっています
とってもうれしい事です!
2010年5月27日木曜日
2010年5月13日木曜日
2010年5月11日火曜日
搬入前日
搬入の為のトラックにスムーズに運び込めるように準備も済んだ
最後まで残してあった額装の作品も仕上がった
でもまだ描いている、、、
上がったテンションが下がらないので、、、
作品は60数点も用意できた
今回小さい作品が少ないので、広いガレリアといえども
全部展示はムリだと思いつつ
いつも余るくらいのボリュームを用意してしまう私
ガレリアは三回目ですが、常設スペースもつかって
全館展示するのは今回が初めて
常設展示スペースには五年ぶりぐらいで描いた金紙に墨の作品で埋める
つもり
パステル作品も花を拡大したものから、普通に花瓶に活けてある花を描
いたものもあり
山桜を描いた水彩の風景画もあり、、
またまた同じ作家の個展かいなという内容になってしまうだろうけど
いろいろ描きたいから描いて、それを全部観てもらうのが私流
一番大作である胎動は多摩美術大学美術館、千葉県立文化会館、国立新
美術館に展示した後
長野では齋藤徹さんのコンサート企画があったので昨年のNAGANO-
ART展で展示してしまったが
NAGANO ART展は私の個展を必ず観て下さる御客様の一部しか御覧いただ
いていないので
今回も展示する事にした
展示前日はそわそわと落ち着かないものだ
どうか良い展覧会会場になりますように!!!
2010年5月10日月曜日
満開
アトリエ中に美しい気配を発散してます。ありがと〜
個展オープンまであと三日間
ここのところフル稼働で準備してましたが、昨日は疲れがたまって休憩
今日は頑張らないと!でも昨日から風邪の予兆があって
それも結構タチの悪い風邪っぽい感じがして、、、
個展開始と同時に風邪でダウンなんてことになったらシャレに
ならないしね
今日はゆるゆるとお仕事します
2010年5月7日金曜日
2010年5月3日月曜日
連休ですが
と思っていたら,今日はちょっと暑すぎるくらいになって
我が家周辺ではアシナガバチやクマンバチがぶんぶん飛んでます
ガレリア個展オープンまで10日を切り最後の追い込み中
これもパステルの作品です。できたと思ったけど、あともう少しか
な、、、
2010年4月29日木曜日
2010年4月27日火曜日
2010年4月22日木曜日
桜が満開
我が家近くの桜はようやく今日満開です
気がつけばそろそろ初夏っていうのに
明日もまた雨の上に寒いらしい
ガレリアの個展が近くなっているので
案内状にコメントを書きつつ
制作してます
気持はかなり焦っているの割に
仕事はのんびりペースかも
そして
ウォーキング用のスニーカーが妙にめだつ
相変わらずのい色気のない
ドドーンとした立ち姿で失礼します!
2010年4月17日土曜日
2010年4月16日金曜日
パステル画
帰宅してからそろそろ一週間
ガレリア個展の準備進行中です
来週月曜には案内状ができてくるようなので
連休前には投函出来るでしょう
最近パステル画が面白くてたくさん描いてます
アクリルでも水彩でも描けなかった空間が
パステルでは描けるのです
とはいってもあれこれ模索中といった現状ですが
わくわくしながら描いてます。
ガレリアではここ数年東京中心にいくつかの
美術館に展示した作品やアクリル、水彩 パステル
そして金紙に墨で描いた絵とバラエティーに富んだ内容
の展示にしたいと思っています
うーーん楽しみ!
で、ぎりぎりまで頑張って
一枚でも多くの良い絵を観てもらいたいとおもってます
2010年4月6日火曜日
2010年4月3日土曜日
2010年3月26日金曜日
今日も雪が降り寒い
青空に白い雲。でも大粒の雪がはらはらとたくさんたくさん空から落ち
てくるという
珍しい光景が夕方になって繰り広げられている、なんだか不思議な時間
それにしても寒い日が続いており、冬好き人間の私もさうがに春を待望
してます
今日は五月に長野のガレリア表参道で開催する個展の案内ハガキに使う
作品写真ができたので
石川事務所に届けてきました。
久しぶりの長野での大規模な個展なので張り切ってます
2010年3月21日日曜日
すっかり忘れてました
整理したのにあっという間に飽和状態になっていた書棚に二冊を入れ込むため
分厚いフアイル何冊かを点検。
もうすっかり忘れていたのだった
かつて観た展覧会時や旅行時に訪れた美術館でかった絵葉書は相当量あり
これをたまに見返すだけでも良い刺激になるのは間違いない
いずれにしても、さらに整理整頓を追求したら、お宝がでてきそうな気
がする
2010年3月20日土曜日
ミネラル豆乳ジュース
ミネラル豆乳ジュースを飲んでます
体調にも美容にもダイエットにも良いこのジュース
マジでおいしいのよ〜
これはトマト、人参、伊予かん 豆乳のブレンドです
2010年3月18日木曜日
上京したので展覧会をみてきましたが
始弘画廊個展会場
先週末にちょっと用事がありまた上京しました
ついでに、始弘に寄りオーナーの平山さんにご挨拶しながら
開催中の個展司修さんの作品をじっくり拝見
どれも素晴らしい作品でとても刺激を受けました
本の形状をしたオブジェ風の作品から、まさに本そのものの作品など
通常の絵画のようばな額装した見せ方をしてないだけに、
深く輝く小さな作品群がみっちり詰まっていて、いくら観ていても飽き
ませんでした
私の作品世界にはない文学性といったものが作品に奥行きを生んでいて
魅力的
まさに大人の世界を見せていただいたという感じでした
その後、近代美術館で小野竹喬展を観た
これまた期待以上の素晴らしさで感動
先日観た長谷川等伯展はあまりに人が多くて作品との対峙対話ができな
かったが、竹喬展では適度な人の入りでしっかりそれぞれの絵画に没頭できて大満足
何年も前に友人の画家小松育美さんから、竹喬展がものすごく良かった
というメールをもらっていて、それがとても印象的だったのでいつか観たいと
思っていた。
もし彼女のメールがなければ多分ポスターの絵だけからの印象で、ス
ルーしていたとおもう。ありがとう小松さん!
竹喬は最晩年の88才の作品であっても全くテンションがおちないどこ
ろか、最高傑作とも言えるような作品を残している事に心の底から感動した
かなり前にブリジストン美術館で観た坂本繁二郎展での最晩年の作品は
華麗とさへ言える素晴らしい境地に行き着いてた事を思い出した。
天才肌で若いうちに素晴らしい作品をのこすタイプの作家は
華やかで皆の憧れの的になり、若い頃はそういう作家になりたい思うも
のだが、蟻の歩みの55才の私には、こういった最晩年に素晴らしい作品を描く 画家に
憧れを感じる。まさに目標だ!!!
絵を観たり作家にたいする感性や評価も年齢とともに変化するものだ
でもこの変化が退化であったり頑迷な保守化ではないのか、自ら冷静に見定めなければならない。
今時の若いものは、、、なんていいながら自分の退化を正当化しているばあさんになったらおしまいだ
竹喬展では作品のキャプションに大変珍しくも、それぞれ59才頃の作
品というような何才の作品という記述がありとて良かった。
88ひく55は33年。まだ33年のこされていて
しかも可能性に満ちた33年だと知らされてもっともっと精進しようと
心に誓う私だった
別な日にはVOCA展にも足を運んだ。今なぜ具象なの?というテー
マのシンポジウムに興味があったので展覧会を観るだけでなくシンポジウムも聴いてみたの
だった
VOGA展第一回目の出品者故に毎年招待状をいただくので
今の若い人たちの意識や状況を知りたい私は、毎年この展覧会を観る事 にしている
そして私が絵画でやろうとしている事から年々状況は離れていってるな〜これ
が歳とるって事なんだな〜とまたしても実感した。
作品を観ても、シンポジウムの話を聴いても、私の年齢の作家であれば、若い作家が意識上でも無意識下でも今という時代と共振している様な事はできないんだ、という事実を確認(もしやったら惨めなやらせになるだろ〜やるきもないし)時代とある程度の距離をおいて自分の感覚を育んだ時代を背負って描いて行く。つまり現在そのもののウエーブとずれてしまうことのリアリティーこそが、50代を過ぎた作家の制作のアイデンティティーという事になるのだろう。現代アートシーンではこのスタンス、とてもわかりにくくて微妙。だから結局自分の道は自分で作っていくしかない。でも若い時も状況とシンクロした事ない私は結局今までと同じってことね、、
私は宇宙的生命と共振するような絵を描いていきたいし、絵画はそれを実現できるメディアだ
竹喬も司修氏もそれをやっている。私も私なりのやり方でそれを目指します。
と大言壮語したけど、、、、
現実の目の前の白い画面にもどります、いつも白紙からの出発で、大願をあきらめずにチャレンジし続けるしかないのだから
2010年3月12日金曜日
ミラクル
今日の朝もまだ咲いてます
すごいです!
約20年前にも全然枯れないでいつまでも咲いていた薔薇がありました。
私の人生では二度目の体験ですが
一度目より明らかに長く咲いています
2010年3月11日木曜日
確定申告
2010年3月8日月曜日
始弘個展終了
先程、作品も無事に戻ってきました
売れた作品の納品関係の仕事がすこし残っていますが
まあ、今回の個展無事終了といった所です
昨日新幹線に乗って本を読んでいるうちに寝てしまい
気がつくと軽井沢駅。すると暮れてしまった青い光と
銀世界!なんだか異次元の世界にトリップしたようで感激
長野でも雪が降っていました
やっぱり長野は寒い!
でもホームに降りた瞬間感じたのは寒さより空気の清浄さ
いつもは長野駅周辺は車の排気ガスがちょっとかんじられたりする
エリアなんですけど、東京からくると駅のホームでも空気が違うので感激
なんにもない所だけど空気は美味しい
制作はやっぱり長野だなと思いました。
それにしても今日も寒い。
写真の上のほうにうすぼんやり写っている白い部分は
山に積もっている雪です。