なにごとも一気呵成に方付けてしまいたい性分なのだが
今は毎日少しだけ進めて行くという仕事の仕方をしようと思っている。
時間の進め方をチューニング中なのだ。
私がそんな事を考えながら過ごしているうちに季節はどんどん先に進ん
で行く。
昨日はアッシュアールスタッフの阿久津サンと二人で
古くからおつきあいいただいているお客様のご自宅に初めてお邪魔した。
かれこれ20年近くのおつきあいかもしれない。
個展の度にと言ってよい程何点も作品をお買い上げいただいている。
15年ちかく前に描いた自作に対面、なかなか良い絵だった。
初めてオランダに行った時に描いた風景もあった。これも良い絵だった
(自分で自作をほめるのも変だが、自作といえども過去の作品はある意味
他人の作品のように見えるものなんです)
すべての絵は今やもう描けないものばかり。
今この時に描けるものしか描けないのが絵というもの。
だから今描いておかなければならない物が必ずあるのだ。
制作というのは、常に過去の自分との戦いといえなくもない。
どのように生きているか、生きて行くのか、、すべてが画面上では試さ
れている。