2011年6月29日水曜日

ホックニーの風景画 それから デッサン教室オープン

二年ぶりにアムステルダムを訪れると
何年も続いている中央駅の改修が大分進んでいたり
トラムに乗るためのカードが導入されていたり
いろいろな変化があった

その中でうれしかったのが、長年仮設の会場で展示していた市立近代美
術館がオープンしていたこと。
国立美術館と同じでまだ改装というか新築というかの作業は続いている
ので
一部のオープンではあるが、それでもすでに素晴らしい美術館だった。
ミュージアムショップでホックニーの新作展に合わせて出版された画集
が目に止まった
2006年かr亜2008年にかけての作品で(2008年が主)
おなし場所を定点観測的に季節ごとに描いた連作が中心
木のモチーフが多くて、今の自分の気分にピッタリだったので
かなり重さがあるので迷ったが購入。その他の本といっしょに郵便で日
本に送った

帰宅してから一週間後ぐらいに我が家に届いたが、やはり買ってよかったと思った!

大きなキャンバス6枚組の作品をモネのように
風景の前に立てて描いている写真をみてびっくり。きっとかなりなス
ピードで描くのだろう
デッサンも載っているが、一切迷いのない小気味よさ

以前どこかの洋書店で、ホックニーが愛犬を描いたDog Daysと
いう画集見つけて
感動して買ったこともある私は、結局ホックニーが好きなのだろう。

コラージュその他、様々な技法を駆使して来たホックニーであるが
基本は具象画家。
歳を重ねるほど、回りくどい見せ方は影をひそめて
感動を直接画面に描くようになって来ていると思う
今回の風景はさらにストレートに具象絵画である
もちろんそれはホックニーのデッサンを通しての具象である

ところで、帰国した翌週からガレリアでコスチュームモデルの
デッサン教室が始まった
私と長野在住画家の中山徳幸さんが
参加者と一緒に描いて
最後にちょっとだけ講評会をやるという
リラックスした二時間
昨日は二日目だったが
大学以来の人物デッサンはとても楽しい

教室を開催してくれた石川さんその他関係者に感謝だ

写真の上に顔が2点おいてあるがそれは
教室の時間内で描いたもの。

かすみ草が

オランダベルギーの旅から帰宅して三週間が過ぎた。
今回は知人をご案内するという変則的な旅だったのだが
とても良い皆さんとご一緒したのでいつもとは別な楽しみがあった、
そして、やっぱりオランダが好きご再認識して帰国した。

今日は梅雨の晴れ間ですでに真夏の日差しといった一日であるが
我が家の庭のかすみ草がこのように満開で雪崩みたいな様相だ。

個展以後、ひたすら草取りをして気持を落ち着けているうちに
だんだんガーデニングに興味が移り
たくさんの鉢に花の苗を植えたり
庭のアチコチを整備していたが
今は母が植えて元々あったこのかすみ草のような植物と
私が植えたものが融合して気持の良い庭になっている
テラスのようなスペースも作ったので
そこでお茶とかワイン、、といきたいところであるが
畑の中にある我が家の周辺は虫天国
すぐにいろんな虫が集まってきて
人間はリラックス出来ない。

お茶やワインは室内限定