2011年3月27日日曜日

終了

昨夕無事に個展が終了しました。最終日はたくさんの友人知人が来てくれたので、あっという間に時間が過ぎました。とにかく無事に終了してホッとしています。会期の三週間がまるで一年間に感じられるような濃密な時間でした。

2011年3月26日土曜日

最終日

ギャラリーに着きました!強風ですがとてもよいお天気です!

雪から雪へ

今日は始弘画廊での個展最終日です。今週はずっとギャラリーに居る予定でしたが、長野に用事が出来てしまい、火曜日から長野に戻りました。今は長野駅で新幹線に乗り込んだところです。今朝カーテンを開けたら、銀世界になっていました。またまた雪です。個展初日は東京が雪降りの日で、最終日は長野の雪に見送られてギャラリーに向かうことになりました。一週目の金曜日に大震災があり、日本の状況は激変しました。何年かが過ぎ、日本に平和な日常が戻った時に、今回の個展の事をしみじみした気持ちで思い返す事が出来るように、様々な努力をしていこうと思います。震災後は美術館をはじめギャラリーも展示を中断してクローズしているところが殆んどといった中で、会期通り連日ギャラリーを開けて下さった始弘の平山さんにはとても感謝しています。そしてこんな状況下にもかかわらず会場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。最終日の今日も何人か来てくださるそうです。それにしても、この二週間で五歳は老け込んだみたいです。気が付くとどうしても眉間にシワがよっているのです。被災された方々が少しでも健やかに過ごせますようにお祈りす
るばかりです。

2011年3月18日金曜日

長野に帰ってます

震災前の予定より少し早めに長野に一度戻りました。連休明けは再度上京予定ですが、状況をみてその予定も考慮中です。足場にしている八王子とギャラリーが遠いので、また何かあり帰宅難民になるのが怖いのです。こんな状況時にギャラリーに行かれた方をお迎え出来ず大変申し訳ないです。個展は予定の会期通り開催中ですが、節電の関係でお客様がおられないときは電気も消しているという状態です。

2011年3月14日月曜日

あまりに過酷な現実

ギャラリー近くのカフェで地震の第一波を体験してから
余震におびえつつテレビで衝撃的な映像をみて
あまりにショックが大きくて
いまだに自分の理性と感覚では受け止めきれない

これが本当に現実なのか!

被災された方々の事を思うと言葉がみつからない

でも、とりあえず、とりあえず
ネット募金だけはしました。

非常事態

朝6時ごろテレビをつけた、電力不足に伴い、首都圏の電車が運休もしくは一部のみの運行という状況だと知らされる。今回は八王子に宿泊しているので、ギャラリーまでたどり着くのも大変だし、帰るのもかなり大変なのだとわかった。こんな況の中でもギャラリーに来てくれるかもしれないお客様の為に在廊しているつもりだったが断念した。停電の可能性があるために、大手物販店や銀行も休業しており、ガソリンスタンドは軒並み売りきれの看板がでており、まだ開いているスタンドに続く道路は渋滞している。ドラッグストアやスーパーマーケットは日曜日の昨日は水や非常時に使うような物を買うお客がレジに列をなしていた(今日はそれほどでもない)断水や停電に備えるようにとのアナウンスがアチコチで流されている。東京周辺は当分日常を取り戻せないだろう。せめてもの救いは真冬の寒い季節ではないことか。

2011年3月13日日曜日

いまだ

昨日ギャラリーに行ってオーナーと話し、とりあえず月曜日には開けるとして、昨日はクローズして宿泊先の八王子に帰った。電車はまだ通常運転ではなく、あちこちの駅で混乱しているとのアナウンスがあり、とくにJRは動いていても通常の運行には程遠いようだった。宿泊先で食事したりシャワーを浴びて洗髪したりしているうちに気持ちが平常時に戻っていったが、テレビでみる映像の凄まじさに呆然としながら、早々寝てしまった。とにかく疲れをとりたかった。地震直後からケータイが通じなくなって、数時間後に少し通じるようになってからは、ケータイの充電の残りが心配になってきて、最低限の連絡にとどめた。それでも翌朝にはとうとう電池切れになり、ソフトバンクショップで充電するまでは連絡かとれない状態になってしまった。とにかく想像を絶する災害で、被災した方々の事を思うと心が痛む。東京の交通網の完全正常化も素早くというわけにもいかないような気がするし、こんな時にギャラリーに行っているどころではないと思うと、あと残り二週間ある開催期間中もどんな状態になるかわからないが、とりあえず予定通り午後は会場に居るつもりだ。今日はとり
あえず休むことにする。

2011年3月12日土曜日

余りに衝撃的な!

その時ギャラリー近くのカフェにいました。もう死ぬんだと思いましたが、しっかり無事です。夜7時過ぎ、友人の竹澤さんと、彼女の知人の家にとめてもらい、今またとりあえずギャラリーに向かってます。

2011年3月11日金曜日

少し光が

個展が始まった日から冬に逆戻りで、連日寒くて暗い日が続いているが、
ようやく少し明るくて暖かい日差しの気配がしてきた。

日曜日には一気に気温が上がるらしい。

いただいた鮮やかなシンビジュームの名前は楊貴妃なのだとか。
楊貴妃の鮮やかなや黄色に負けずに私のパステル画の黄色も結構輝いてます(言い訳…ケータイで撮影のこの写真より全然綺麗なのである)

ゴッホのデッサン

ゴッホの絵画にはそのベースになるデッサンがある。
デッサンのタッチとタブローのタッチは見事に一致している。
一見情熱に任せて夢中で描いたように見えるゴッホの作品の背後に
生真面目とも思えるデッサンがあるのを知ったときは嬉しい驚きを感じた。
ゴッホは見て感じたままをデッサンに翻訳して描き、
そのプロセスを経てタブローを描いた。
鮮やかな色をもつドロリとした油絵の具で世界の光をキャンバスに定着したわけだ。
ゴッホのデッサンは見たもの見えたもの骨格であり、
そこに世界の光を呼び込むため絵の具が使われた。

私にとってのそういうデッサンをして、そういうタブローを描こう。

デッサン

個展会期中、自分の作品を見ていて痛感していることがある。
それはデッサンの重要性だ。
今更そんな事…という絵画の基本中の基本の話なんだけど…

50才ぐらいからご多分に漏れず老眼が進んで、
花を写実的意識で鉛筆デッサンするのがどんどん億劫になり、
老眼の加速と億劫な気持ちの増加は比例している。

結果として鉛筆デッサンの枚数がどんどん減っているのだ。
その代わりラフなデッサンやドローイング、パステル画が増えていて、
今回の個展にはパステル画を六点展示している。

パステル作品では純粋に色彩が醸し出す祝福感を追求しているのだが、
ここでベースになっているのも、私なりのデッサンだ。
デッサンが可能にするフォルム感、奥行き感、リズム感とでも言ったものが、
複雑さを含みつつのシンプルな統一性をもった画面を作り上げるためにはデッサン力が必要…

というより、世界を感じる私の目が画面になる翻訳回路が私のデッサンということになる。

今回見たものを大掴みにするラフなデッサンをそのまま50号の作品にしてみたが、
会場で見ていてこれは一枚の絵を作っただけに過ぎないとの思いになった。
もっと深い直感を定着させるためにはディテール
の全てをすくいあげるつもりのデッサンを通過しないとだめなのだとわかった。

老眼に負けている場合ではない。

自分の制作の中で唯一辛抱が必要な領域だが、
やはりはずせない重要なポイントなのだ。
もういちど根性いれて描くしかないなと思っている。

それも一つの課題、それ以外に、あれもこれもやるべきことだらけだ。

体調を管理して全身全霊を傾けていかなければ1センチたりとも前進できないだろう。
今自分はそういうところにいると思う。

2011年3月9日水曜日

個展始まりました

月曜日から始弘画廊の個展が始まりました。
東京開催の個展でしかお目にかかれい方々と絵の話しをして、楽しくやってます。
初日から雪が降り冬に逆戻りして寒くなったので 、お客様の出足はポチポチです

2011年3月6日日曜日

展示終了

始弘画廊の展示が終了。無事明日の初日を迎えることができた。今回は準備期間終盤で思わぬアクシデントがあって、冷や汗ものだった。なかなか治らない私のギリギリ病に神様がお灸を据えたのかもしれない。上京する新幹線の車窓に流れる風景も東京に近くなるほど春めいてくる。雪を残した山頂をもつ山々がクッキリ美しく様々な稜線を見せてくれるので、次々とデッサンをしていると、あっという間に東京に着いてしまった。

2011年3月5日土曜日

上京します

2010 デッサン 薔薇 紙に鉛筆


いよいよ上京
明日昼前後に展示

今日も朝から雑用に明け暮れる
長期不在になるので、鉢物の草花の状態が心配
母親にたのんでいくしかない

この薔薇のデッサンから2点の作品を描いたが
けっこう難しくて苦戦した

その苦戦の結果を今回の個展で2点共々展示します
30号と50号

苦戦しているのは
新しいことをやろうとしているため
あきらめずに続けていきます

確定申告などなど

2011 ドローイング 紙にアクリル H26×W18cm

朝から雑用に追われてしまい
本当は制作したかったんだけど
現時点では確定申告の書類作成中
明後日は展示の為に上京するので
明日には投函してしまう予定
本当は紙じゃなくてデータ送信方式にすればいいんだけど
今年も例年通りにしてしまった

2011年3月4日金曜日

とりあえずホッとした

2011 ドローイング /風景のような/ 紙にインクとパステル 
H24×W30

作品を送り出してとりあえずほっとした
上京まで最後の準備をしよう

2011年3月3日木曜日

どうにか出来たかな

2011 ドローイング 水彩と色鉛筆 H14×W19cm

画像読み込みと添付の作業を忘れたくないので、上京するまで毎日アッ
プすることに、、
といいつつ忙しいので結局無理かもしれないけど
なにしろ確定申告もまだ全部できてないし、雑用てんこもりなんですけど

最後までできなかった50号2点もどうにか仕上がった

今回はカンバスにアクリルの作品は4点だけ
その他はパステル作品と紙にアクリル 水彩等
いちばん大きい作品も案内状に使った P100号で
私の個展としては珍しい構成なので展示するまでちょっと心配だったが
今はきっと上手く行くに違いないとおもっている

画像を読み込んでダイアリーに添付するためにアチコチに重ねて散ら
ばっている
描き散らしたドローイングを改めてみてびっくり
今日の絵もまったく記憶にないのである
描いたらすぐまた次と行った調子で次々とかいていくので
前に描いたものは忘れてしまうらしい

2011年3月2日水曜日

明日作品送り出し、でもまだ制作

ドローイング 2009年 ハガキサイズ  紙にアクリル


明日作品を送り出す、
でも50号2点制作してます
アクリルうす塗り重ねの技法なのでぎりぎりまで制作できるから
ついついいつもぎりぎりまでやるという事に、、、

今日は石川事務所スタッッフ上條さんに来てもらい
個展のキャプションと入り口にある看板に使うポスターを制作してもら
いました

ついでに
作品をスキャナーで読み込むやりかたを再度おしえてもらったので
わすれないうちにちょっとアップ

とはいえ個展で東京滞在期間が長いので
またやり方忘れちゃうかも、、、