2011年3月26日土曜日

雪から雪へ

今日は始弘画廊での個展最終日です。今週はずっとギャラリーに居る予定でしたが、長野に用事が出来てしまい、火曜日から長野に戻りました。今は長野駅で新幹線に乗り込んだところです。今朝カーテンを開けたら、銀世界になっていました。またまた雪です。個展初日は東京が雪降りの日で、最終日は長野の雪に見送られてギャラリーに向かうことになりました。一週目の金曜日に大震災があり、日本の状況は激変しました。何年かが過ぎ、日本に平和な日常が戻った時に、今回の個展の事をしみじみした気持ちで思い返す事が出来るように、様々な努力をしていこうと思います。震災後は美術館をはじめギャラリーも展示を中断してクローズしているところが殆んどといった中で、会期通り連日ギャラリーを開けて下さった始弘の平山さんにはとても感謝しています。そしてこんな状況下にもかかわらず会場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。最終日の今日も何人か来てくださるそうです。それにしても、この二週間で五歳は老け込んだみたいです。気が付くとどうしても眉間にシワがよっているのです。被災された方々が少しでも健やかに過ごせますようにお祈りす
るばかりです。