2009年5月28日木曜日

競演

昨日は長野市在住の画家中山徳幸さんが(去年暮れにはノルウエーで個
展を開催し大好評、近年では海外での発表が主になり日本ではなかなか
作品がみれ ません)
知人とアトリエを訪ねてくれた.
完成したばかりの新作を持って来てく れたので
早速私の作品と並べて眺めながら様々なおしゃべりをして過ごした。

まったく違う作風ながら、二作品は不思議な共振をした。

彼は制作に大変な時間をかけていて、その上出来上がった作品は完成直 後にギャラリーの方に送ってしまうので、作品を目にするチャンスはとても 少なく

私はいつも完成したと聞くと彼の制作場所へ(そこは絵画教室にもなっ ている)新作拝見に行く。そんな習慣がかれこれ二年ぐらい続いている。

今回は初めて我がアトリエで彼の新作をみながら作家活動の諸々を話し た。

10歳以上年下の彼の見ているアートの世界は私の視線とはちがうのでとても勉強になる。

おなじ長野市に彼のような画家がいてくれる事は私にとってとても幸運 な事でありがたい。

作家活動は山あり谷あり、それぞれの進む道は違えども、今後も切磋琢 磨していける関係でいたいものだ。

その為にもより真摯に自分の制作と向き合って行かなければならない。

そう心に誓う小山でした。