2009年1月6日火曜日

アムステルダムでの制作

昨年は9月から10月の始めにかけて一ヶ月と少しですが
アムステルダム中心にオランダに滞在しました。

ダリアの季節だったので、連日ダリアを描いていたのですが、
窓辺に置いたガラスの花瓶の美しさに目が止まって、ちょこっと
描き始めたらこれが予想外に楽しくて、どんどん張りキャンを
買って来て何点も描いたんです。あと一ヶ月滞在期間があったら、
完成度ある作品の一点ぐらいは残せたかもしれませんが
みなスケッチ程度の絵です。
同じくマンゴーも何点も描きました、

長野に戻ってみると、アムステルダムに居た時のように
花瓶を描こうって気が起こらないんですよね
光りや環境が全く違うのでリアリティーが違うんです。

いずれにしても、あちらにいると雑用一切なしで
ひたすら絵だけ描いていれば良いので、長野に居る時とは
まったく違うテンションになります、
大作は描けないし画材も限られているので出来る事が限定される
からなおさら集中できるのでしょう。それになんと言っても滞在
時間がかぎられているのですから。時間を大切にして集中できる
のでしょうね。

長野にいてもそういう風にならなくてはいけない筈なんですが
できるだけぼんやりしていたいというなまけもの気質があるので
なかなかそうも行きません。

そんな性分だから無意識で展覧会を増やして、怠け者のお尻を
たたいてせっせと描かせている別な自分がいるようです。